「 指導要言集(昭和43年10月12日初版) 」 一覧
【指導要言集】中道主義 〜政治と宗教〜
政治は、社会の繁栄のための政策と技術である。宗教は個人の生命の根本解決の理法をいう。個人個人の集合体ともいうべき社会の根本土壌は、宗教によってのみ作り上げられる。その上に運営されてゆく政治こそ、理想の
【指導要言集】中道主義 〜政治と人間〜
政治は人であり、技術である。民主主義も、その運用にあたる人は、生命力豊かな、慈悲の心をもった人こそ望まれるのである。――政治と宗教 政治の探究にあたっては、絶えざる人間研究が必要とされ、深い人間
【指導要言集】中道主義 〜政治の目標〜
民衆の苦悩を解決し、福祉生活を与えるのが、政治の目的である。故に、政治に最も必要なのは慈悲である。――政治と宗教 慈悲なくしての政治、社会というものは、あたかも鉄筋コンクリートのごとく非情であり
【指導要言集】中道主義 〜民主主義の原理〜
真実の民主主義は、民衆一人一人が主体性を確立し、智慧・責任・自覚をもって、社会全般のことを考えるようになった時に、初めて成立するのである。――立正安国論講義 民主主義の根本原理は、個人個人の主体