【指導要言集】文化と社会 〜人間性の尊重〜
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指導要言集(昭和43年10月12日初版)
民衆は、各自の人間性が尊重される社会を理想とする。――政治と宗教
人間社会の幸福と繁栄は、人間性への深い洞察と理解なくして実現できる道理がない。この人間性の基盤に立ち、また人間性を根幹にしての社会変革、機構の確立であって初めて理想社会を建設できるのである。――立正安国論講義
私達は、御本尊のもとに、すべて平等である。仏法は、人間一人一人を尊重していく人間主義である。――講演
資本主義のために人間があるのでもなければ、共産主義のために人間が使われるものでもない。逆に資本主義も共産主義も、人間のため、民衆の幸福のために使われていくということが、最も正しい行き方である。――講演
人間性を忘れた社会主義というのは、所詮、砂上の楼閣(ろうかく)にすぎない。――政治と宗教
人間性社会主義とは、社会の繁栄と個人の幸福を一致しうる、新しい時代の社会主義であり、真実のヒューマニズムを基底にした新社会主義である。――立正安国論講義
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