【指導要言集】文化と社会 〜法の運用〜
公開日:
:
指導要言集(昭和43年10月12日初版)
憲法は国民が守るべき国の基本法である。その改正は、国民の総意にもとづくものでなければならない。一部の権力者や党派によって決定されるべきものではない。客観情勢の変化に応ずるという意見も一理はあるが、角を矯(た)めて殺す恐れがなきにしも非(あら)ずである。形式や手続き上の総意ではなく、あくまで真実の国民の総意によるべきであろう。――人間革命
いったい、人をほしいままに裁判する資格があるだろうか。そこには偉大なる、永久不変の大法則が明確でなければ、不可能なのだ。その根本法則を基準とする以外に公正なる裁判は、絶対に出来得ない。――人間革命
人為的な法律を、高く正しい次元から運用し、人間的な暖かさをもつと同時に、厳正にして公平に適用してゆく根本法、すなわち因果の理法の極致ともいうべき仏法の必要性を、私は主張せざるを得ない。――人間革命
関連記事
-
-
【指導要言集】青年 〜雄弁〜
雄弁 大事なときに叫ぶことこそ、本当の雄弁ではないかと思う。ーー講演 雄弁とは決して口数
-
-
【指導要言集】人生観 〜人間の本質〜
人間の本質 どんな境遇におちようと、私という人間の本質が変わるはずはない。ただ、世間の人々の眼
-
-
【指導要言集】中道主義 〜政治と宗教〜
政治は、社会の繁栄のための政策と技術である。宗教は個人の生命の根本解決の理法をいう。個人個人の集合体
-
-
【指導要言集】信心 〜信心〜
信仰とは、俗にいう諦観でもない。修養や気休めのものでもない。空漠としたものへの求道心でもなく、まして
-
-
【指導要言集】広宣流布と組織 〜組織〜
人体こそ、最高に完璧な組織体である。また、およそ社会機構で組織の存在しないものはない。組織は時代の要
-
-
【指導要言集】人生観 〜己れを知る〜
己れを知る 汝自身を知ることは、大変なことである。苦悩も、失敗も、自身を知らぬことから、出発す
-
-
【指導要言集】文化と社会 〜人間性の尊重〜
民衆は、各自の人間性が尊重される社会を理想とする。――政治と宗教 人間社会の幸福と繁栄は、人間性へ
-
-
【指導要言集】信心 〜目標〜
今日の目標は、その日のうちに必ず達成することだ。それがまた、明日の戦いへの勝利の因である。――日々の
-
-
【指導要言集】指導者 〜指導者と民衆〜
指導者と民衆 生涯、庶民の味方になることだ。 生涯、大衆と共に生き抜くことだ。ーー若き日の日
-
-
【指導要言集】人生観 〜福運〜
福運 人間は、禍(わざわい)を福とする力を持っている。その力は、失敗を乗り越え、転換し、勇敢に
- PREV
- 【指導要言集】文化と社会 〜制度と機構〜