【指導要言集】文化と社会 〜思想の高低〜
思想は、すべて、邪・雑・下を排して、正・純・高なるものを追求してきたと同様に、宗教もまた、正しいもの、高いものを目指して、批判し追求してゆかねばならない。ただ、枝葉の現象に感情的にとらわれるのではなく、その宗教の本質を先ず追求する必要がある。その時には、最高のものに統一されてゆくのは、自然の成り行きとなる。――人間革命
自己の生命の奥底を説き極めた、仏法の真髄を会得した知識人でなければ、未来の社会と世界は方輪(かたわ)になってしまう。――人間革命
宗教の勝劣は、あくまで宗教の広場において決せられるべきであり、最高の宗教に、その時代の民衆が帰依するのが、正しいありかたである。――政治と宗教
思想は、因習とならない限り、たえず発展して行く。より高いものへ、より純なものへ、更に、より正しいものへと統一されようと動いてきた。――人間革命
思想の統一も、権力によって、受動的に統制された時代は、もはや去り、今や、人間一人一人の自由な判断に基づいて、能動的に統一の方向に進みゆく時代になったのである。――人間革命
関連記事
-
-
【指導要言集】人生観 〜権力〜
いかに既成の権力の壁が厚かろうが、おごる権力は、その一角が崩れ去れば、急速に衰え滅亡していく。――講
-
-
【指導要言集】信心 〜目標〜
今日の目標は、その日のうちに必ず達成することだ。それがまた、明日の戦いへの勝利の因である。――日々の
-
-
【指導要言集】青年 〜勝負〜
勝負 魔が勝つか、仏の軍勢が勝つか、所詮、仏法は勝負である。ーー講演 勝敗を決する最大の
-
-
【指導要言集】中道主義 〜絶対平和主義〜
創価学会の理念に、暴力や戦争などの人間性否定の手段が入り込む隙は微塵(みじん)もない。また、この妙法
-
-
【指導要言集】人生観 〜見栄〜
よく見せようとか、よく見てもらおうとか思わないで、生地でゆけ。生地とは自分の真心からの信心である。―
-
-
第六十七回本部幹部会『「人間革命」の無上道を漸進』〈平成5年6月15日、創価国際友好会館〉
○指導者は、知道者、開道者、説道者たれ 目には見えないが、大空には「鳥の飛ぶ道」がある。大海
-
-
【指導要言集】人生観 〜努力〜
天才とは努力の異名である。努力なくして何で力ある人が生まれようか。――人間革命 偉人といわれた
-
-
【指導要言集】中道主義 〜民衆〜
民衆の声ほど、強きものはない。 民衆の怒りほど、恐ろしきものはない。 民衆の叫びほど、正しきもの
-
-
【指導要言集】信心 〜認識と評価〜
知識人として、認識せずして評価するのは大なるあやまりであり、恥である。――講演 批判のための批
-
-
【指導要言集】人生観 〜油断〜
戦いに臨んでは、一瞬の油断、小さな失敗が非常に大きな影響をもつ。――講演 最も恐るべきものは、
- PREV
- 【指導要言集】文化と社会 〜思想の力〜
- NEXT
- 【指導要言集】文化と社会 〜智慧〜