【指導要言集】人生観 〜栄光〜
いかなる栄光も、自らの血と涙と汗で勝ち取らずして、真の栄光と呼ぶことはできぬ。
他人の血と涙と汗によって得た栄光は、砂上の楼閣であり、まさしく蜃気楼を追うのと同じである。――巻頭言
過去の栄光は、大衆の犠牲の上に築かれた少数の支配者たちの栄光であった。我等の栄光は、万人の力の結集によって打ち樹(た)てられる万人の栄光である。――巻頭言
栄光とは、戦うことに意義がある。――講演
我等がめざす栄光は、人生の無常の花道ではなく、妙法の黄金の大道でなければならぬ。すなわち、時代と共に光が失せ、廃墟と化してしまう一時の陶酔でなく、時代が経過すればするほど、光りを増し、燦然と輝きゆく、生涯、永遠の栄光である。――巻頭言
きのうまでの功績に酔っていてはならない。もしも、これまでの功績に酔うような人は、五老僧の眷属である。五老僧は日蓮大聖人のもとで、また滅後まで活躍してきたという功労に酔って、日興上人に師敵対して、地獄へ落ちた。――講演
関連記事
-
-
【指導要言集】文化と社会 〜知識と智慧〜
学問は知識の蓄積であり、智慧にはいる道程である。仏法は智慧であり、生活の原理である。いっさいの知識は
-
-
【指導要言集】文化と社会 〜法の運用〜
憲法は国民が守るべき国の基本法である。その改正は、国民の総意にもとづくものでなければならない。一部の
-
-
【指導要言集】中道主義 〜中道主義〜
中道とは、真ん中とか、中間とかいう意味ではない。すべてを包含する根本という意義である。――講演
-
-
【指導要言集】文化と社会 〜智慧〜
智慧とは、価値創造していく一念の輝きであり、自身の当体と、働きの上に、躍動してくるものである。――御
-
-
【指導要言集】人生観 〜真実〜
歴史書は、間違いが多い。自己の胸中の歴史だけは、一分の嘘も、飾りも書けぬことを知れ。――若き日の日記
-
-
【指導要言集】人生観 〜権力〜
いかに既成の権力の壁が厚かろうが、おごる権力は、その一角が崩れ去れば、急速に衰え滅亡していく。――講
-
-
【指導要言集】文化と社会 〜現代社会と人間〜
現代の世界は、物質文明の進歩によって、物質的な生活レベルは、著しく向上してきた。かつては、飢えと貧困
-
-
【指導要言集】広宣流布と組織 〜広宣流布〜
創価学会は広宣流布という偉大なる使命をおびた団体である。―-講演 久遠の本仏と久遠の衆生が相ま
-
-
【指導要言集】中道主義 〜政治家〜
政治家は、生命の本質に鋭い思索のメスを入れ、あますところなく説き明かした生命哲学を真面目に探究し、こ
-
-
【指導要言集】広宣流布と組織 〜正本堂建立〜
本門戒壇、すなわち正本堂の建立は、たんなる一握りの特権階級のためでもなく、またそれら一部の人々のみに
- PREV
- 【指導要言集】人生観 〜謙虚〜
- NEXT
- 【指導要言集】人生観 〜権力〜