2016.06.19 聖教新聞 四季の励まし 「一人立つ勇気」を湧きいだせ
2016.06.19 聖教新聞
四季の励まし「一人立つ勇気」を湧きいだせ
失った過去は取り戻せない。
だが、未来は
誰人にも平等にやってくる。
「未来の果を知らんと欲せば
其の現在の因を見よ」と。
今この時を、いかに戦うか。
次の瞬間を、いかに動くか。
そして今日の一日を
いかに価値的に使うか。
その連続闘争の中に、
勝利の因がある。
真剣な人間は、誠実である。
真剣な人生には、充実がある。
真剣に祈れば、智慧が湧く。
真剣に動けば、道は開ける。
真剣に語れば、敵も味方に変わる。
真剣に戦えば、
必ず諸天善神の守護が現れる。
策でもなければ、要領でもない。
「法華経の兵法」に徹して
戦い抜く執念こそが、
最強なのだ。
「前進!」――この一言に、
光がある。翼がある。
青春がある。建設がある。民衆の勝鬨がある。
闇を切り裂く剣(つるぎ)がある。
「民主主義」とは、
英雄がいなくなり、
万人が平等に
凡人になることではない。
反対だ。
万人が、すべての男女が、
英雄の気迫で立ち上がってこそ、
「民主主義」に魂が吹き込まれる。
広宣流布は、常に、
「一人立つ精神」から始まる。
これは、三世永遠に
変わらぬ法則であり、
人間世界の絶対なる
真実の歩みである。
ゆえに、決然と
「一人立つ人間」がいれば、
必ずや正義の旗は翻り、
勝利の波が湧き起こるのだ。
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