*

【指導要言集】広宣流布と組織 〜組織〜

公開日: : 最終更新日:2016/06/08 団結, 幸福, 指導要言集(昭和43年10月12日初版), 組織, 責任 , ,

人体こそ、最高に完璧な組織体である。また、およそ社会機構で組織の存在しないものはない。組織は時代の要求であり、また必然でもある。ゆえに、組織はその団体の目的、使命達成のために、より価値的に、より効果的に指導、伝達の徹底がなされ、共に全員が、その恩恵に浴し、幸福になるためのものでなくてはならない。――人間革命

さまざまな活動が、一つの目的を目指し、一つの生物のように総合して有機的に動き、はじめて万事は成ずるものだ。――人間革命

社会といっても、大衆といっても、労使と分けても、所詮、一個の人間からはじまり、その集団にすぎない。故に、この一個の人間の問題を根本的に解決し、更に全体を解決出来る法が、大事になってくる。これは、真実の大宗教による以外にない。――人間革命

偶然に集まったということは、因果の理法を説く仏法には、絶対にありえない。目的のない結合や戦いは、暗路(あんろ)の遠征である。――人間革命

病んだ歯車が、一つでもあれば、大変である。その歯車のため、全体の回転が重くなるからだ。時には、全体の回転を停止してしまう。恐ろしいことである。――人間革命

自己の組織、環境をば自分自身の姿を写し出す鏡としていくべきだ。――講演

組織は生きものだ。新陳代謝がなければ、死んだ組織であり、なんの役にも立たない。――講演

大衆組織の興亡は、ことごとく指導幹部の責任にかかっている。――人間革命

分裂のあるところに勝利はない。たとえ勝利があったとしても、一時的なものであり、それは雪のごとく、やがて解けてしまうものだ。また、次の悪循環への出発にすぎない。
戦いにおいて、第一にも第二にも大事な根本は団結であり、恐るべきは分裂である。過去も現在も未来も、この原理は変わることがない。――人間革命

その団体の機関紙等が、愛され、熟読されているところは、常に新たな組織の伸長がみられる。それに反し、その機関紙が、惰性に流れ、人々が心から親しまず、大切にしなくなったような団体には、おのずから進歩がなくなってしまう。――人間革命

関連記事

【指導要言集】人生観 〜流行〜

流行は、知識として知っておくことが必要である。それは、時代を知るうえでも大切なことといえる。流行はも

記事を読む

【指導要言集】中道主義 〜民主主義の原理〜

真実の民主主義は、民衆一人一人が主体性を確立し、智慧・責任・自覚をもって、社会全般のことを考えるよう

記事を読む

【指導要言集】人生観 〜己れを知る〜

己れを知る 汝自身を知ることは、大変なことである。苦悩も、失敗も、自身を知らぬことから、出発す

記事を読む

【指導要言集】指導者 〜指導者〜

指導者 指導者はつねに、正しき理念と実践力を持たねばならない。ーー巻頭言 指導者は、名聞

記事を読む

【指導要言集】信心 〜仏道修行〜

正しい仏道修行は、全人類の平和、一国の繁栄を願う祈り、精神、実践でなくてはならない。――立正安国論講

記事を読む

【指導要言集】人生観 〜人間の本質〜

人間の本質 どんな境遇におちようと、私という人間の本質が変わるはずはない。ただ、世間の人々の眼

記事を読む

【指導要言集】広宣流布と組織 〜態度〜

小さい事にも気をつけよう。たとえば時間、言葉使い、礼儀等、幹部の心遣いの良し悪しが全体に大きく影響を

記事を読む

【指導要言集】信心 〜目標〜

今日の目標は、その日のうちに必ず達成することだ。それがまた、明日の戦いへの勝利の因である。――日々の

記事を読む

【指導要言集】信心 〜確信〜

第一にも確信、第二にも確信、第三にも確信をもって、朗らかに逞しく、すべてを建設してゆこう。――日々の

記事を読む

【指導要言集】青年 〜雄弁〜

雄弁 大事なときに叫ぶことこそ、本当の雄弁ではないかと思う。ーー講演 雄弁とは決して口数

記事を読む

no image
【指導要言集】文化と社会 〜法の運用〜

憲法は国民が守るべき国の基本法である。その改正は、国民の総意にもとづく

no image
【指導要言集】文化と社会 〜制度と機構〜

池に大石を投げる――そこには必ず波紋が生ずる。現代社会機構もまた、同じ

no image
【指導要言集】文化と社会 〜人間性の尊重〜

民衆は、各自の人間性が尊重される社会を理想とする。――政治と宗教 人

no image
【指導要言集】文化と社会 〜現代社会と人間〜

現代の世界は、物質文明の進歩によって、物質的な生活レベルは、著しく向上

no image
【指導要言集】文化と社会 〜現代の特質〜

私は人類史の流れから見て「現代」の時代的本質は、無知と貪欲に支配された

→もっと見る

PAGE TOP ↑