【指導要言集】広宣流布と組織 〜正本堂建立〜
本門戒壇、すなわち正本堂の建立は、たんなる一握りの特権階級のためでもなく、またそれら一部の人々のみによる建立であっても絶対にならない。ただ全民衆のためであり、全民衆の意思の結集によるべきものである。――講演
今日まで、世界的建造物は、いずれもその時代の権力者によって自己の権勢を誇示するために建てられ、その陰には、名もなき民衆の悲惨と懊悩(おうのう)のうめきがあった。これに対して、正本堂こそは、生命の奥底より目覚めた民衆の誠意と歓喜による建立であり、世界に誇るべき民衆立(みんしゅうりつ)の本門の戒壇である。――講演
広宣流布は、あくまで人々を正法に目覚めさせることが、第一義の問題である。戒壇とは、決して堂宇を造立することそれ自体に意義があるのではなく、歓喜にあふれた民衆が、心から納得し要望するようになったとき、必然的に、その力が結集され建立されるところに、真の戒壇の意義が存在するのである。――講演
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