【指導要言集】信心 〜信心の在り方〜
根本は、大御本尊に強盛な祈りをなし、勤行をしていくことで、これは個人の自転である。学会活動、王仏冥合の戦いは、公転になる。この自転と公転とが調和して完璧な信心といえる。――講演
ただ御本尊に甘えているのは、観念的な信心である。現実社会に挑んで真剣に祈り、戦ったか否かの一点の差で百八十度も違う結果が出てくる。――講演
仏法は、決して偏頗な法ではない。因果倶時の妙法であり、厳然と、その人の信心、その人の行動、そして福運は、生命に刻みつけられていく。
要領を使い、小才を利かし、うまく立ちまわった人は、その分だけ、必ず後で損をするし、悩まなければならない。誰が見ていようといないと、常に日蓮大聖人とお心を胸に、まじめに戦う人は、必ず福運の花を開いていく。――御義口伝講義
妙法の眷属であれば、上げ潮のごとく福運がついていく。いかなる立ち場の人であっても見せかけの信心であり、名聞名利にとらわれるならば、魔の眷属となり、引き潮のごとく福運が消滅していってしまう。――講演
幹部になって、多忙な活動をしているから、題目は少しぐらい少なくてもいいだろうと考えるのは、誤りである。役職と題目の数とは関係ない。どんなに役職が上になろうが、どのような時代がこようが、第一にも第二にも題目だということを忘れてはならない。――講演
信心とは、役職の上下でもなければ、年数の長短でもない。現在の一瞬の信力、行力の強さによって決まるのである。信行兼ねそなえたときに、その人の生命力は躍動し、智慧は湧き出て、人生を自在に闊歩でき得ることは絶対に間違いない。――巻頭言
信心に落胆はない。――講演
ジェット機に乗って七千メートル、八千メートルの高度に昇るあいだは、どうしても気流の関係、雲の関係で機体が揺れる。エンジンが弱ければ、その気流を突破できない。同じように、信心が弱ければ、荒れ狂う怒涛のごとき人生、社会を乗り切ることはできない。――講演
同じ機械を動かすのでも、弱い電流を送れば、機械の動き方は少なく、強い電流を送れば機械はぐんぐん動いていく。何ボルトの電圧、何アンペアの電流を使うかということに相当するのが信心の強弱である。――講演
関連記事
-
-
【指導要言集】広宣流布と組織 〜正本堂建立〜
本門戒壇、すなわち正本堂の建立は、たんなる一握りの特権階級のためでもなく、またそれら一部の人々のみに
-
-
【指導要言集】人生観 〜人の心〜
人の心 人の心は微妙である。時代により、環境によって、時としては、まるで逆の反応を示すものであ
-
-
【指導要言集】青年 〜成長〜
成長 自己の向上は、希望ある日々と、自信を持った忍耐の実戦からと知れ。ーー日々の指針 多
-
-
【指導要言集】人生観 〜謙虚〜
学究の徒として、少し知識を得たからといって、もうすべてを知り尽くしたと慢心を起こしている人は、自ら未
-
-
【指導要言集】人生観 〜個性〜
個性 自己の持ち味を出せ、そして人の持ち味を出さしめよ。――日々の指針 梅は梅、桜は桜、
-
-
【指導要言集】広宣流布と組織 〜連絡、報告〜
連絡、報告を迅速にせよ。これ勝敗の岐路なれば。――日々の指針 大事な用件は火急に連絡をしあうこ
-
-
【指導要言集】文化と社会 〜人間性の尊重〜
民衆は、各自の人間性が尊重される社会を理想とする。――政治と宗教 人間社会の幸福と繁栄は、人間性へ
-
-
【指導要言集】指導者 〜師弟〜
師弟 人生にあって、最大の幸福は、生涯の師をもつことであろう。師をもたぬ人生ほど不幸なことはな
-
-
【指導要言集】信心 〜確信〜
第一にも確信、第二にも確信、第三にも確信をもって、朗らかに逞しく、すべてを建設してゆこう。――日々の
-
-
【指導要言集】人生観 〜人生〜
人生 価値創造を営むのが、人生である。ーー家庭革命 生活に理念のない人生ほど、空虚なもの
- PREV
- 【指導要言集】信心 〜仏道修行〜
- NEXT
- 【指導要言集】信心 〜折伏〜