【指導要言集】広宣流布と組織 〜正本堂建立〜
本門戒壇、すなわち正本堂の建立は、たんなる一握りの特権階級のためでもなく、またそれら一部の人々のみによる建立であっても絶対にならない。ただ全民衆のためであり、全民衆の意思の結集によるべきものである。――講演
今日まで、世界的建造物は、いずれもその時代の権力者によって自己の権勢を誇示するために建てられ、その陰には、名もなき民衆の悲惨と懊悩(おうのう)のうめきがあった。これに対して、正本堂こそは、生命の奥底より目覚めた民衆の誠意と歓喜による建立であり、世界に誇るべき民衆立(みんしゅうりつ)の本門の戒壇である。――講演
広宣流布は、あくまで人々を正法に目覚めさせることが、第一義の問題である。戒壇とは、決して堂宇を造立することそれ自体に意義があるのではなく、歓喜にあふれた民衆が、心から納得し要望するようになったとき、必然的に、その力が結集され建立されるところに、真の戒壇の意義が存在するのである。――講演
関連記事
-
【指導要言集】指導者 〜指導者〜
指導者 指導者はつねに、正しき理念と実践力を持たねばならない。ーー巻頭言 指導者は、名聞
-
【指導要言集】人生観 〜人の心〜
人の心 人の心は微妙である。時代により、環境によって、時としては、まるで逆の反応を示すものであ
-
【指導要言集】人生観 〜信用〜
すべてに信用をつかむことだ。それが自己の勝利であり、広布の勝利と知れ。――日々の指針 信頼と尊
-
【指導要言集】中道主義 〜民衆〜
民衆の声ほど、強きものはない。 民衆の怒りほど、恐ろしきものはない。 民衆の叫びほど、正しきもの
-
【指導要言集】中道主義 〜戦争〜
戦争ほど残酷なものはない。戦争ほど悲惨なものはない。――人間革命 勝者の殺人は合法となり、敗者
-
【指導要言集】文化と社会 〜人間性の尊重〜
民衆は、各自の人間性が尊重される社会を理想とする。――政治と宗教 人間社会の幸福と繁栄は、人間性へ
-
【指導要言集】広宣流布と組織 〜組織〜
人体こそ、最高に完璧な組織体である。また、およそ社会機構で組織の存在しないものはない。組織は時代の要
-
【指導要言集】青年 〜革命〜
革命 われらの革命は、人間革命を根本として、政治革命、経済革命、社会革命、文化革命等あらゆる革
-
【指導要言集】青年 〜同志〜
同志 主義・主張のため、死をも共にしゆく生涯の同志、友愛は、まことに稀である。友情は、かのホー
-
【指導要言集】人生観 〜栄光〜
いかなる栄光も、自らの血と涙と汗で勝ち取らずして、真の栄光と呼ぶことはできぬ。 他人の血と涙と汗に