*

【指導要言集】広宣流布と組織 〜正本堂建立〜

公開日: : 最終更新日:2016/06/08 信心, 同志, 平和, 指導要言集(昭和43年10月12日初版) ,

本門戒壇、すなわち正本堂の建立は、たんなる一握りの特権階級のためでもなく、またそれら一部の人々のみによる建立であっても絶対にならない。ただ全民衆のためであり、全民衆の意思の結集によるべきものである。――講演

今日まで、世界的建造物は、いずれもその時代の権力者によって自己の権勢を誇示するために建てられ、その陰には、名もなき民衆の悲惨と懊悩(おうのう)のうめきがあった。これに対して、正本堂こそは、生命の奥底より目覚めた民衆の誠意と歓喜による建立であり、世界に誇るべき民衆立(みんしゅうりつ)の本門の戒壇である。――講演

広宣流布は、あくまで人々を正法に目覚めさせることが、第一義の問題である。戒壇とは、決して堂宇を造立することそれ自体に意義があるのではなく、歓喜にあふれた民衆が、心から納得し要望するようになったとき、必然的に、その力が結集され建立されるところに、真の戒壇の意義が存在するのである。――講演

関連記事

【指導要言集】信心 〜理論と実践〜

大聖人の仏法は事行の一念三千であり、実践があくまでも主体である。すなわち、実践のための理論であり、理

記事を読む

【指導要言集】中道主義 〜中道主義〜

中道とは、真ん中とか、中間とかいう意味ではない。すべてを包含する根本という意義である。――講演

記事を読む

【指導要言集】広宣流布と組織 〜意見〜

良い意見はどしどしとり入れよ。上下の関係なく。――日々の指針 意見はよく聞こう。しかし誹謗は破

記事を読む

【指導要言集】中道主義 〜政治家〜

政治家は、生命の本質に鋭い思索のメスを入れ、あますところなく説き明かした生命哲学を真面目に探究し、こ

記事を読む

no image

【指導要言集】文化と社会 〜智慧〜

智慧とは、価値創造していく一念の輝きであり、自身の当体と、働きの上に、躍動してくるものである。――御

記事を読む

【指導要言集】青年 〜成長〜

成長 自己の向上は、希望ある日々と、自信を持った忍耐の実戦からと知れ。ーー日々の指針 多

記事を読む

【指導要言集】中道主義 〜政治と宗教〜

政治は、社会の繁栄のための政策と技術である。宗教は個人の生命の根本解決の理法をいう。個人個人の集合体

記事を読む

【指導要言集】指導者 〜師弟〜

師弟 人生にあって、最大の幸福は、生涯の師をもつことであろう。師をもたぬ人生ほど不幸なことはな

記事を読む

【指導要言集】青年 〜団結〜

団結 団結は大軍だ。力を合わせよう。ーー指導 戦いで、最も大事なことは、団結であり、スク

記事を読む

【指導要言集】信心 〜座談会〜

座談会は、まことに地道な行き方であるが、大衆のなかにそのまま溶け込んでいる民主主義の縮図であり、その

記事を読む

no image
【指導要言集】文化と社会 〜法の運用〜

憲法は国民が守るべき国の基本法である。その改正は、国民の総意にもとづく

no image
【指導要言集】文化と社会 〜制度と機構〜

池に大石を投げる――そこには必ず波紋が生ずる。現代社会機構もまた、同じ

no image
【指導要言集】文化と社会 〜人間性の尊重〜

民衆は、各自の人間性が尊重される社会を理想とする。――政治と宗教 人

no image
【指導要言集】文化と社会 〜現代社会と人間〜

現代の世界は、物質文明の進歩によって、物質的な生活レベルは、著しく向上

no image
【指導要言集】文化と社会 〜現代の特質〜

私は人類史の流れから見て「現代」の時代的本質は、無知と貪欲に支配された

→もっと見る

PAGE TOP ↑