【指導要言集】青年 〜青年期〜
青年期
青年とは、絶えざる建設と革新の息吹きの象徴である。すなわち、強く、そして清浄であり、かつ限りなき未来性をはらんだ、若き生命の躍動である。ーー巻頭言
青年は革命の主体であり、潮流である。ーー講演
青年時代の理想を一生持ちつづけて実践する人が、人間としてもっとも価値ある人である。ーー巻頭言
青年らしくとは、清潔、情熱、そして正しい批判力を持つことである。ーー指導
小心は、青年の最大の欠点だ。
青年よ、いかなる人生劇場においても、出演者たれ。ーー若き日の日記
いかなる時も、何処にあろうとも、燦爛たる太陽のごとく明朗に、天空を翔る若鷲のごとく闊達に、大海のごとく包容力豊かに、然して時来たらば、決然として起ち、疾風怒濤のごとく邪悪と戦う青年であれ。ーー巻頭言
少年の心ほど、鋭敏なものはない。まるで寒暖計のような、鋭い反応を示すものだ。ーー人間革命
よき種は、よき苗となり、よき花が咲こう。
よき少年は、よき青年となる。
よき青年は、よき社会の指導者と育とう。ーー人間革命
青年は目が大事である。青年は目が澄んでいなくてはいけない。ーー指導
青年期の樹は、枝も繁っていないし、果実の実りも少ない。大木になっていくための根を深く張る時期なのだ。ーー指導
もっとも感受性の強い青春期に、世界を脳裏に刻みつけることは、長い人生の中での無形の財産になると思う。ーー家庭革命
人生を基礎づけるのは、青年期である。青年時代の五年、十年の信心、修行が、じつに一生を決定し、永遠を決定する。ーー講演
深く杭を打ち込んでおけば、いくらでも大きな建て物が建つ。杭も打ち込まず、建て物ばかり建てようとしても、風が吹けばつぶれてしまう。その杭を打つことが、青年期の信心だ。ーー指導
少年時代、青年時代は純粋だ。友情も清らかだ。しかし、それが壮年になるにつれて、打算的に移ってしまう。ーー人間革命
青年期とは、将来のため、悩みと戦っていく時代の異名である。ーー巻頭言
青年時代には、学歴、地位、財産、名誉、肩書き等に、決して幻惑されてはならない。素っ裸の人間として、人生の勝利を勝ち取っていくべきだ。ーー巻頭言
求道心がない人の青春は、爾前迹門の青春であり、化城の如く消えゆく青春だ。
これに比べて仏道修行をしながら、人を救い、衆生所遊楽し、福運を積んでゆける青春こそ、生涯の建設に通ずる真の青春である。ーー講演
職場も、組合も、時代も、革命も、政治も、教育も、科学も、すべて青年を味方にせずして勝利はない。
青年を味方にするか、敵にするかが、すべての戦いの勝利の鍵である。ーー若き日の日記
青春は人生の華である。
若さの躍動であり、清純さの結晶である。激流のごとき熱情、未来をかける夢、絶対に妥協を許さぬ潔癖性ーー青春とは、何と魅力にあふれていることか、またなんと光輝に満ちていることか。
限りなき未来を包む青春、一生は青春のなかにその花を開き、また生涯を飾りゆく基盤ができあがる。
何にもまして大切な青春である。そして、またたく間に過ぎ去る青春である。諸君は、この大事な青春を、無為に過ごしてはならぬ。ーー巻頭言
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