【指導要言集】文化と社会 〜知識と智慧〜
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指導要言集(昭和43年10月12日初版)
学問は知識の蓄積であり、智慧にはいる道程である。仏法は智慧であり、生活の原理である。いっさいの知識は、仏法の智慧によって、初めて社会のために最高に生かされることを知らねばならない。――巻頭言
知識は広く世界に求め、智慧は仏法に求めよ。――指導
知識はポンプ、智慧は水にたとえられる。知識は幸福の根本でなく、智慧こそ幸福の源泉である。智慧あって、そこに一切の知識が生かされていくのだ。したがって、所詮は、知識は迹門であり、智慧は本門となる。――講演
知識人かならずしも智慧者とは限らない。――家庭革命
いかに優秀な学者といえども、自己の専門分野についての知識しかない。少し分野が異なれば、一般庶民となんら変わるところはない。――御義口伝講義
智慧は、知識を動かしていく力である。知識は、智慧を高めるためのものでなくてはならない。それを繰り返していくことが、正しい知識階層のあり方なのである。――講演
広く知識を世界に求め、社会のすべてに通暁(つうぎょう)した世雄(せゆう)たれ。――巻頭言
英知なくして知識は生きない。信心なくして真実の英知はない。――講演
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