【指導要言集】文化と社会 〜時代〜
公開日:
:
指導要言集(昭和43年10月12日初版)
時とは、不思議なものである。人間生命の奥底の流れが時をつくるのか。また国土のリズム、否、大宇宙のリズムそれ自体が時を形成しているのか。――立正安国論講義
時を知ることほど大切なことはない。百万の作戦も時を得なければ成功しない。事業も、人の出処進退も、時を誤れば、混乱と敗北を招くだけである。――人間革命
自制というか、時の移り変わりほど、厳しく、また恐ろしいものはない。世界のなかにおいて、ある一つの現象に異変があったとする。それによって、思いがけず浮かび上がってくる人、沈んでいく人、さまざまである。営々(えいえい)とした努力も、そのために水泡に帰し、日々の忍耐が、それによって開花していく。不思議な時の流れを感ぜざるをえない。――人間革命
季節に変わり目が必ずあるように、引き潮のあとには上げ潮がくるように、三障四魔(さんしょうしま)、三類の強敵は必ず広布への節(ふし)として出現しないわけがない。――講演
一花(か)咲いて、天下の春は近い。未来の時代と共に育ち、戦い、完成してゆく人々を掴[手偏に国構えに或]むか否かによって、一切が決まる。――人間革命
関連記事
-
-
【指導要言集】人生観 〜真実〜
歴史書は、間違いが多い。自己の胸中の歴史だけは、一分の嘘も、飾りも書けぬことを知れ。――若き日の日記
-
-
【指導要言集】指導者 〜後継者〜
後継者 いかなる時代でも、心ある有能な指導者は、次の世代に着眼し、育成するという方程式を用いて
-
-
【指導要言集】人生観 〜油断〜
戦いに臨んでは、一瞬の油断、小さな失敗が非常に大きな影響をもつ。――講演 最も恐るべきものは、
-
-
【指導要言集】指導者 〜愚将〜
愚将 独裁的な指導者の気ままな感情や、人間生命を蔑視する偏狭な、そして冷酷な思想が、民衆に悪政
-
-
【指導要言集】青年 〜同志〜
同志 主義・主張のため、死をも共にしゆく生涯の同志、友愛は、まことに稀である。友情は、かのホー
-
-
【指導要言集】人生観 〜建設〜
建設 常に、建設に生き抜く人生には、未来が輝く。最後の勝利の建設によって、人生の勝負が決するの
-
-
【指導要言集】信心 〜理論と実践〜
大聖人の仏法は事行の一念三千であり、実践があくまでも主体である。すなわち、実践のための理論であり、理
-
-
【指導要言集】人生観 〜己れを知る〜
己れを知る 汝自身を知ることは、大変なことである。苦悩も、失敗も、自身を知らぬことから、出発す
-
-
【指導要言集】信心 〜目標〜
今日の目標は、その日のうちに必ず達成することだ。それがまた、明日の戦いへの勝利の因である。――日々の
-
-
【指導要言集】人生観 〜責任〜
自分で蒔いた種は、自分で刈り取ろう。――人間革命 責任ある人は智慧が湧く。責任回避の人は悪智慧
- PREV
- 【指導要言集】文化と社会 〜知識と智慧〜
- NEXT
- 【指導要言集】文化と社会 〜歴史の主体者〜