【指導要言集】広宣流布と組織 〜組織〜
人体こそ、最高に完璧な組織体である。また、およそ社会機構で組織の存在しないものはない。組織は時代の要求であり、また必然でもある。ゆえに、組織はその団体の目的、使命達成のために、より価値的に、より効果的に指導、伝達の徹底がなされ、共に全員が、その恩恵に浴し、幸福になるためのものでなくてはならない。――人間革命
さまざまな活動が、一つの目的を目指し、一つの生物のように総合して有機的に動き、はじめて万事は成ずるものだ。――人間革命
社会といっても、大衆といっても、労使と分けても、所詮、一個の人間からはじまり、その集団にすぎない。故に、この一個の人間の問題を根本的に解決し、更に全体を解決出来る法が、大事になってくる。これは、真実の大宗教による以外にない。――人間革命
偶然に集まったということは、因果の理法を説く仏法には、絶対にありえない。目的のない結合や戦いは、暗路(あんろ)の遠征である。――人間革命
病んだ歯車が、一つでもあれば、大変である。その歯車のため、全体の回転が重くなるからだ。時には、全体の回転を停止してしまう。恐ろしいことである。――人間革命
自己の組織、環境をば自分自身の姿を写し出す鏡としていくべきだ。――講演
組織は生きものだ。新陳代謝がなければ、死んだ組織であり、なんの役にも立たない。――講演
大衆組織の興亡は、ことごとく指導幹部の責任にかかっている。――人間革命
分裂のあるところに勝利はない。たとえ勝利があったとしても、一時的なものであり、それは雪のごとく、やがて解けてしまうものだ。また、次の悪循環への出発にすぎない。
戦いにおいて、第一にも第二にも大事な根本は団結であり、恐るべきは分裂である。過去も現在も未来も、この原理は変わることがない。――人間革命
その団体の機関紙等が、愛され、熟読されているところは、常に新たな組織の伸長がみられる。それに反し、その機関紙が、惰性に流れ、人々が心から親しまず、大切にしなくなったような団体には、おのずから進歩がなくなってしまう。――人間革命
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