【指導要言集】文化と社会 〜制度と機構〜
公開日:
:
指導要言集(昭和43年10月12日初版)
池に大石を投げる――そこには必ず波紋が生ずる。現代社会機構もまた、同じであろう。一つの新しい人工的な統治政策が、いざ実施されたとなると、それは社会のあらゆる分野に波紋となって、とどまることを知らないものだ。――人間革命
地球上のいかなる国も、如何なる民族も、ともに相互扶助の体制に立ち、ともに平和と繁栄を期すべき時である。国境を越え、民族を越え、さらに国家間の集団陣営や国家群を越えて、地球全体の安全、全人類の平和維持を考え、実現すべき時である。世界はすべて一民族であり、国境は対立抗争のための国境ではなく、行政上の区画ぐらいになり、世界連邦の結成へと進むべきである。――立正安国論講義
関連記事
-
-
【指導要言集】中道主義 〜魔の所業〜
現今の地球を包む魔の力は厚い。たとえば、限定戦争という調法(ちょうほう)な言葉を発明して、戦争をやっ
-
-
【指導要言集】青年 〜成長〜
成長 自己の向上は、希望ある日々と、自信を持った忍耐の実戦からと知れ。ーー日々の指針 多
-
-
【指導要言集】文化と社会 〜現代社会と人間〜
現代の世界は、物質文明の進歩によって、物質的な生活レベルは、著しく向上してきた。かつては、飢えと貧困
-
-
【指導要言集】文化と社会 〜智慧〜
智慧とは、価値創造していく一念の輝きであり、自身の当体と、働きの上に、躍動してくるものである。――御
-
-
【指導要言集】人生観 〜人間の本質〜
人間の本質 どんな境遇におちようと、私という人間の本質が変わるはずはない。ただ、世間の人々の眼
-
-
【指導要言集】指導者 〜師弟〜
師弟 人生にあって、最大の幸福は、生涯の師をもつことであろう。師をもたぬ人生ほど不幸なことはな
-
-
【指導要言集】中道主義 〜政治の目標〜
民衆の苦悩を解決し、福祉生活を与えるのが、政治の目的である。故に、政治に最も必要なのは慈悲である。―
-
-
【指導要言集】中道主義 〜政治家〜
政治家は、生命の本質に鋭い思索のメスを入れ、あますところなく説き明かした生命哲学を真面目に探究し、こ
-
-
【指導要言集】指導者 〜指導者〜
指導者 指導者はつねに、正しき理念と実践力を持たねばならない。ーー巻頭言 指導者は、名聞
-
-
【指導要言集】人生観 〜福運〜
福運 人間は、禍(わざわい)を福とする力を持っている。その力は、失敗を乗り越え、転換し、勇敢に
- PREV
- 【指導要言集】文化と社会 〜人間性の尊重〜
- NEXT
- 【指導要言集】文化と社会 〜法の運用〜